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台湾TIPOが特許審査基準の改正草案を予告、明細書記載と無効審判の実務に影響

台湾の経済部知的財産局(TIPO)は2026年9月7日、特許審査基準の一部改正草案を公表しました。今回の改正対象は、明細書や特許請求の範囲の記載要件を定める「第2部第1章」と、特許無効審判に関する「第5部第1章」です。TIPOは同年9月25日まで、この草案に対する意見募集を実施しています。

審査基準の改定は単なる行政手続きの微調整と捉えられがちですが、実務上は出願の成否や競合対策の成否を分ける重要なルール変更です。台湾の特許実務において審査基準は審判官の判断を拘束するため、明細書の書き方や無効審判の攻防に直接影響します。特に、台湾で特許網を構築中の企業や、競合の台湾特許の排除を狙う企業にとっては見逃せない動きです。一方、特許出願を行わず、技術を営業秘密として秘匿する方針の企業には影響ありません。

台湾で出願を予定している、または無効審判を係属中の日本企業の知財担当者は、現地の台湾弁理士にコンタクトを取り、今回の改正草案が自社の係屬案件に与える影響を精査すべきです。特に、明細書の記載要件の厳格化や無効審判の審理手続きに変更がないか、早期の確認と対策が推奨されます。

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